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2025/03/13 11:43 |
物語の扉
山間はる様の日記で知ったのですが、「ベルガリアード物語」などで有名なデイヴィッド・エディングスさんが亡くなられたようです。
あああ、悲しい。栗本薫さんでショックを受けた後だったのに…
新しい物語の世界へ続く扉はもうないけれど、今まで開いてくれた扉は残されていて私たちが訪れるのを待っていてくれるから、またいつかあの世界の扉を開けたいと思います。


作家が亡くなると、「この人の新しい物語はもう読めないんだな…」という思いでいっぱいになります。
生きていれば、また新しい出会いがあるかもという希望を常に持っていられる。
80歳を過ぎてから新刊を出した佐藤さとるさんには家族全員で狂喜しました。
未読なのですが、夢枕獏さんも今月中に21年ぶりの闇狩り師シリーズ新刊を出すそうですね。
私が常日頃もごもご言っている十二国記も、小野さんが生きているかぎり希望を持って待ち続けていられる。


読者は読むことでしか作家の持つ世界とつながることができないけど、その扉を開けるのがとても楽しくて、幸せなんだよなあ。って、なんとなく、こちらの「本屋の森のあかり」レビューを思い出しました。そうそう、本の世界に入り込むってこんな感じ。ベルガリアードも、その世界に引きずりこまれました。

エディングスさん、お疲れ様です。
そしてたくさんの扉を残してくれたことに、ありがとう。
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2009/06/06 15:31 | Comments(0) | TrackBack() | 日々雑記

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