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2025/02/01 23:43 |
まずは次回の講釈にて。
アスアドへの滾る殺意をありがとうございました!w
これだけ殺意を向けていただけたらアスフレを書いた甲斐があるというものです。アスアド、プラマイゼロww
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※追記
てゆか、一なる王ーーーーーっっっ!!???
ちょ…!! 強烈なカウンターパンチ食らった!
さすがドンフラ様、俺たちにできないことを平然とやってのけるッ!そこにしびれる、あこがれるッッ
アスアドの命はもう魚人の束にして差し上げます。もっとティアクラ書いてください。一生ついてきます竹町様…!
シトロに馴染みすぎな一なる王と可哀相なロベルトは「鰻を、丸呑みする。」様にて。リンク返しますよ!w
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話は変わりますが、10年ぶりくらいに読んでる完訳水滸伝がオモシロス。
こんなに面白かったっけ? 初めて読んだ時は色々と辟易するところもあったのだけど。

その章の内容紹介(漢詩の読み下し文)
 ↓
お話の本編
 ↓
戦闘シーン、もしくは見せ場
 ↓
誰かに呼び止められる、誰かが口を開く、等でヒキ
 ↓
「続きは、待て次回!」(『まずは次回の講釈にて』)


1章がこんな感じで進みます。テンポよい。



梁山泊の好漢たちは相変わらずひどいwwww
たとえば…↓

阮三兄弟(湖賊など三人組の星) 「おれたち兄弟3人は、かねてから火つけ人殺しが大好き!」

堂々と自慢することじゃない、それはw
嬉々として官軍を虐殺して財宝を奪って高笑いをしている晁蓋時代の梁山泊を遠目に眺めて、天魁星・宋江はため息をついてました。

宋江 「誕生祝いの荷は奪いとる、目明かしは殺す、何部長に怪我をさせる、そのうえ夥しい官軍の人馬を殺傷する、黄安を生け捕りにして山へ連れてゆく、こうした罪は、孫子の代までたたるしわざだ。いかに追いつめられたあげく、せっぱづまってしたことでも、法の上からは許しがたい」

まったくですね。宋江も最初はまともなこと言ってた。
でも梁山泊から使いが来て、深く関わったがために仲間になっちゃいますけどね。
しかも頭領に収まっちゃいますけどね。

『宋江の小胆はかえって大胆となり、善心は変じて悪心となる』

だ、だめじゃん!
しっかりして宋江さま! お気を確かに!(※サンジのおかげでマイブームですこの台詞)


あと、毎回見せ場があるんですが、戦闘シーンが漢詩の読み下し調で、これがいちいち面白い。
ちょっと紹介しますね。(※漢字が中国的なので、日本語に合うように少し表記を変えます)

◆魯智深(ビクトールの星)と楊志(フリックの星)の戦闘シーン
(『完訳水滸伝(二)』岩波文庫 巻の17 P.158)

『二匹の竜は宝を競い、一対の虎は餌を争う。
 薙刀は上がりて半切の金蛇をあらわし、杓杖は起こりて全身の玉のうわばみを飛ばす。
 二匹の竜の宝を競えば、長江をかき乱し、大海をくつがえし、魚は驚き慌てふためく。
 一対の虎の餌を争えば、翠の嶺を走り、青き林を揺るがし、狼は乱れ隠れる。
 卒律律、忽喇喇として、天は崩れ、地は砕け、黒き雲の中に玉の爪はわだかまり巡る。
 悪狠狠、雄赳赳として、雷は吼え、風は呼び、殺気の内に金の眼(まなこ)はきらめき輝く』・・・


こんなのが延々と続きます。どんだけ壮大な一騎打ちしてんだよ、腐れ縁!!(笑)
しかも毎回、戦いの描写が違うんですよね。天地がひっくり返ってることに変わりはないけど。
笑うところじゃないんだけど、毎回この美麗麗句を散りばめた漢詩戦闘に吹きます。


そういえば、ゲッサンでも水滸伝がマンガ化されているようですね。
ジャンプで連載してるマンガと違って、こちらは梁山泊の108人が敵役とか。
108人をぶっ倒す!って新鮮である意味分かりやすい。いや実際、どっちが悪役か分からないですよ。
梁山泊が悪の集団って、アリじゃないのかなー。
すごく惹かれるんですが、誰かゲッサン貸してくれないかしらw
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2009/06/02 23:28 | Comments(0) | TrackBack() | 日々雑記

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