ののねどこ

読書メーターが水滸伝で埋められつつあるノダですこんばんは。お気に入りありがとうございました（こっそり私信）
やっぱり面白いなああ！大事に取ってあるのは単行本の方なので、文庫では気に入った台詞やシーンのページにざかざか印をつけてるんですが、前回読んだところよりさらに印が増えていってる……
北方さんの文章は、一文が短いんですよね。特に冒頭。それが印象的だなあ、と。
たとえば、最新刊の楊令伝９巻の冒頭。↓

『月の光。
　無人の原野。
　激しいものは、なにもなかった。』

……。
しびれるほどかっこいいぜ…！

装飾する言葉がすごく少なくて、短い言葉を重ねる中から情景や感情が浮かび上がってくるのが素敵。
男性的な文章だな、と思います。好きー

匂い立つような文章も大好き。
私の中で匂い立つような色気のある文章を書くのは谷崎潤一郎です。『刺青』とかヤバス…！
草木の香りを感じるような文章が梨木香歩さん。夜の空気を感じるのが川上弘美さん、冷たく澄んだ水を感じるのが小川洋子さん。情景描写が素晴らしいと感じるのは、宮部御大と小野主上でしょうか。文章から言葉が浮き上がってきて、言葉単体で踊りかかってくるような気がするのが神林さんかなー。
……神林さんの火星三部作はラスト直前で止まってるんですが、読書メーターを水滸伝で埋め尽くしたらじっくり取り掛かろうと思います。

HPの更新のろくてすみません。妄想だけはしてるんですが、ちょっと余裕がなくて…！

水滸伝を読んでみたネタも完成している分は出し切ったのでお休み。書きかけは２、３個あるのでまた場つなぎに出すかもしれません(笑)。ちなみに彼らリーダーズが北方版を読む機会はないと思います。坊、２主、４主以外のリーダーズが読む機会も…。
坊と２主が読んでるのはレックナートから借りた120回本で、４主が読んだのはウォーロックから借りた100回本、という設定があるのです。だから４主は田虎の乱を知らないんですねー（どうでもいい無駄設定）。

さて、最近寝不足なので今日はもう寝ます。おやすみなさい！