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Wリーダーが水滸伝を読んだようです・3
タイトルはあわせたけど、今回はトリプルリーダー。
やはり北方版ではなく、原典の方。
4主で原典ネタ……と来れば、1つです。とりあえず、使い古されていてもこれだけは外せない(笑)。


トリプルリーダーが『水滸伝』を読んだようです。
※坊=レン、2主=イリク、4主=カイト


イリク「えええええ!?」
レン 「どうした?」
イリク「あの、なんかさ、仕官しちゃってるんですけど」
レン 「……ああ」
イリク「この人たち反乱軍かと思ってたんですけど! え!? 帝に仕えるってアリなの!?」
レン 「国から認められたんだよ」
イリク「目的見失ってない!?」
レン 「よく読め。最初から、今の役人はおかしい、自分たちのような者が国を支えるべきだという理念に基づいて彼らは行動を起こしている。それが認められたんだ」
イリク「ゴールって、帝に認められることなんだ……えっと、方臘征伐に向かうようなんですけど」
レン 「宋軍として平定に向かうんだな」
イリク「昨日までの自分たちと同じ立場じゃん……」
レン 「それはそれ」
イリク「いいのかな、それで」
レン 「だから抜ける奴は抜けてるだろ。孝行しなくちゃ、とか言って」
イリク「公孫勝? 天間星だよね、とりあえず仕事は終わったからさっさと帰るってこのスタンス…」
レン 「まさに僕たちの天間星」
イリク「だねえ、ルックだ」
カイト「テッドもそうだよ。方臘征伐(ラプソディア)にはついて来ないでさっさと行っちゃった」
レン 「あ、カイト」
イリク「カイトさんもこの本知ってるんですか?」
カイト「うん、読んだことあるよ」
イリク「気になる宿星っています?」
カイト「そうだね……地壮星」
レン 「地壮星?」
イリク「エイダの星だ」
レン 「うちはセイラ。……なんで地壮星?」
カイト「この孫ニ娘って、酒場の女主人だよね」
レン 「ああ」
カイト「名物があるでしょ、このお店」
イリク「名物?」
レン 「人肉饅頭のことだな」
イリク「人肉饅頭!?」
レン 「金目のものを持ってそうな旅人にしびれ薬を飲ませ、殺して解体して、その肉をまんじゅうのあんにして店で出すんだよ」
イリク「ああ、あった! ……てゆか犯罪じゃん。なんで宿星なの!?」
レン 「好漢は殺さないから……って、まあそれはいい。なぜ気になるんだ?」
カイト「俺の時の地壮星もまんじゅう屋だったんだ。名前はパムさん」
レン 「ふむ」
カイト「パムさんを連れていくと、クールーク兵を倒した後に『肉まん』作ってくれたんだよね」
イリク「……肉まん……?」
レン 「それは……何の肉だ?」
カイト「パムさんは 『なにかの肉よ』 って笑ってた」
レン 「…………味は……?」
カイト「おいしかったよ」
イリク「食べたんですかっ!?
カイト「それはそれ。 でもさ、だからちょっと気になるんだ。地壮星」
レン 「……僕は、何の肉かも分からないのに平気で食べてるカイトの方がよほど気になるんだが」




孫二娘を受け入れられるのは4主しかいないと思います(笑)。
パムさんネタはかなりダークなものを以前ちらりと語りましたが……実際、ありじゃないかと思ってます。クールーク兵士を倒した後に『何かの肉でできた肉まん』て、確信犯以外のなにものでもないですよね…

あ、宋江たちが仕官した時は、リアルで「えええ!?」と叫びましたw
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2009/05/11 23:43 | Comments(2) | TrackBack() | 二次創作

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コメント

こんばんは。たしか水滸伝はろくな酒場がありませんでしたね・・・。

4主は出されたものは何でも普通に食べちゃいそうですね!
思えばエレノアさんの庵に行った時もそうだった。
「苦いのは嫌だ」
と、ルドンの出したお茶を頑なに拒んだどこぞの坊ちゃんとは対照的です。
posted by sa-koat 2009/05/13 22:20 [ コメントを修正する ]
こんばんは!
そうそう、水滸伝はろくな酒場がありませんでしたね。というか、何もかもぶっ飛んでます(笑)。その破天荒さと泥くささが面白いのですが!

4主は食へのこだわりがすごそうです。食事内容ではなく、食べることそのものに対して。
あのカニイベントがいろんな意味で破壊的でしたね(笑)。
キリルさまの目がなければ魚人だって食らうんじゃなかろうか。
確かに坊ちゃんとは対照的! ぼっひゃーーーーん

反応いただけて嬉しかったですv ありがとうございました!
posted by ノダat 2009/05/15 00:20 [ コメントを修正する ]

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