ブログ内で言うのは初めてかもしれませんが、数ヶ月前からリンクのところに読書メーターへのリンクをくっつけてます。先週あたりから、このリンクを画像付に変えました。最新のものが表示されるのでいつ変わるか分かりませんが、とりあえず今は「水滸伝」のはず。
久しぶりに原典の方も読みたいけど、持ってるのは岩波の全10巻と、岩波ジュニアの全3巻。全10巻は長いし全3巻も冊数ある割に省略多いし……と思っていた時に見つけてしまいました(笑)。
水滸伝の70回本が、な、なんと1冊に!
ちなみに水滸伝は70回本、100回本、120回本と種類があります。
70回本は108星集結までの物語。
100回本は、その後108人が恩赦を受けて宋に帰順し、方臘を討伐するまでの物語。この100回本が一般に「水滸伝」といわれてます。
120回本は方臘討伐前におこなわれた田虎・王慶討伐の物語を追加したもの(蛇足ともいう)。
※北方水滸は、70回+120回の田虎・王慶のエピソードが元ネタ。
※楊令伝は、100回の方臘討伐から宋滅亡までが元ネタとのこと。
盛り上がるのは70回本までなんですが(でも100回本は泣けます)、それでもこれを1冊にするとは…。日本人が違和感を覚えるであろう箇所にさらっと解説の1文が入ってるのがいいですな。人肉饅頭エピソード、武松や李キの大量殺人、朱ドウ勧誘のためだけに行われた何の罪もない4歳児の殺人、秦明勧誘の一環でおきた家族虐殺なども毒が抜けてます。
水滸伝は北方版のみの方にはちょっとオススメ。魯智深、李キ、武松などがどれだけ暴れん坊だったかびっくりできると思います(笑)。公孫勝がルックで、混世魔王・樊瑞がクロウリーやメイザースなのにも納得できるかと。
しかし、1冊であっさり読めてしまうと、やはり完訳も再読したくなる……
久しぶりに原典の方も読みたいけど、持ってるのは岩波の全10巻と、岩波ジュニアの全3巻。全10巻は長いし全3巻も冊数ある割に省略多いし……と思っていた時に見つけてしまいました(笑)。
水滸伝の70回本が、な、なんと1冊に!
ちなみに水滸伝は70回本、100回本、120回本と種類があります。
70回本は108星集結までの物語。
100回本は、その後108人が恩赦を受けて宋に帰順し、方臘を討伐するまでの物語。この100回本が一般に「水滸伝」といわれてます。
120回本は方臘討伐前におこなわれた田虎・王慶討伐の物語を追加したもの(蛇足ともいう)。
※北方水滸は、70回+120回の田虎・王慶のエピソードが元ネタ。
※楊令伝は、100回の方臘討伐から宋滅亡までが元ネタとのこと。
盛り上がるのは70回本までなんですが(でも100回本は泣けます)、それでもこれを1冊にするとは…。日本人が違和感を覚えるであろう箇所にさらっと解説の1文が入ってるのがいいですな。人肉饅頭エピソード、武松や李キの大量殺人、朱ドウ勧誘のためだけに行われた何の罪もない4歳児の殺人、秦明勧誘の一環でおきた家族虐殺なども毒が抜けてます。
水滸伝は北方版のみの方にはちょっとオススメ。魯智深、李キ、武松などがどれだけ暴れん坊だったかびっくりできると思います(笑)。公孫勝がルックで、混世魔王・樊瑞がクロウリーやメイザースなのにも納得できるかと。
しかし、1冊であっさり読めてしまうと、やはり完訳も再読したくなる……
PR
トラックバック
トラックバックURL: