ののねどこ

誤字のご指摘ありがとうございました！はわわわ、やっぱりやってしまってた…。
華麗な指さばきでシュワッと修正させていただきました。ありがとうございます！


ところでこちらにいらっしゃる方で、まるマシリーズを読んでらっしゃる方はいるのかなあ…？
知らない方にはすみませぬ。
最新刊を読んで「………………………テッド？」と思ったので(笑)。
やたら「…」の部分が多いのは、一見テッドからは遠いと思ってるからなんですが。

えーと、ムラケンですよムラケン。

ほんと見た目も違うし性格も違…ちょっとは似てるけど、でもなあ？という感じなのですが。
ムラケン→有利に対する思いって、テッド→坊に似てると思うんですよ。

ネタバレになるので一応続きで書こうっと。

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※
最新刊の「故郷へマのつく舵をとれ！」の局地的なネタバレです



なんかね、ムラケン見てるとテッドの「お前が…お前だけが…300年でただ一人の友達だったぜ…」という台詞を思い出すのです。
ムラケンはテッドより長いよね。割と流し読みしちゃってるんで細かい設定は忘れてるんですが、えーっと有利が27代でしょ、だから……何百年？千年超えてる？ってか、ムラケンはいつから人間界にいるんだっけ？

ともかく、その間の記憶をずーっと持っていて、その先にようやく出会えた友人なんだよね、有利って。
「僕はずっと欲しかった、（略）何もかも分かり合える友人が」の「ずっと」に含まれた時間の長さを考えるとぐむむと唸る。どの時代でも割と飄々と楽しそうにしてはいるけど、有利のことになるとあいつはお前の運命の恋人かというくらい取り乱すんだもん、この人。絶交されるくらいなら死んだ方がまし、とか本気で言っちゃうんだぜ…。

それに対して、有利の方は親友だと思ってるけど、逆を言えば親友で止まってる気がしてやきもきする。時間の長さを知ってはいても実感は出来ないだろうし、それでもやっぱり「同い年の親友」なんだよね。
ムラケンの「ずっと君が欲しかったんだ」って、聞きようによってはとんだ告白ですが、それに対して「うん」って、……ほんとに分かってんのかよう有利～。分かってやってくれよ～。ああもう、やきもきする！（２回目）


この親友間における壮絶な片思いっぷりを見ると、紋章継承前のテッドと坊を思い出して仕方ないです…