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おーかみっっ
クリアしました。半ば予想していた展開だったのに、半泣きになった……
最高!最高だったよ!

古事記で御伽草子でファンタジーなゲームでした。登場キャラがみんな愛しい。
あとアマ公がね…!筆神もだけど、神様たちがほんと可愛かった。
天照大神にこんなに萌える日が来ようとは…

以下、EDバレ含む感想です。



ゲームの発売からは数年経ってますが、日食の記憶がまだ新しい頃にプレイしたのは、ある意味タイムリーだったかもしれませぬ。

何かで読んだけど、卑弥呼の死は日本で皆既日食が起きた時期と重なるそうです。
「卑弥呼」という漢字は魏が当てたもの。本当は「日巫女」という意味だったのではないかという説がありますが、私もそうだと思ってます。太陽信仰の国で、日を奉ずる巫女。それが邪馬台国の卑弥呼だと。
彼女は皆既日食で太陽が隠れたことで、力、あるいは信奉を失って死んだのだと思います。
新しい巫女の存在と、信仰の力によって、新しい太陽が生まれた(日食が終わった)。

その伝承を思い出すようなラスボス戦でした。
アマ公が最盛期シラヌイと同じ姿で復活した時には鳥肌立ちましたよ!筆しらべの筆までレベルアップしてるし!
まあ、最後は半泣きになりながら戦ってたんですけど。
なんかスサノオやイッスンが手を合わせてくれる姿にジンときた…
毛むくじゃらァだのポチだの言ってた人ほどアマテラスのことを理解してくれてるんだよなあ。

ウシワカは、天神族だと思ってました。たった一人の生き残りだと。
まさか、そうくるとは。せつないじゃないか……。寿命はどうなってんだ?
しかしここでラインバッハを思い出してしまった私は、ピロウトークの錆になっても仕方ないと思う。
口にする言葉から誤解されやすいけど実は良い人であるところとか、
能天気そうだけど実は大きな罪の意識を負っているところとか、
なんとなくラインバッハとかぶったんですスミマセン隊長!

そんな感じで、ストーリーも良かったんですが、やっぱり特筆すべきはグラフィックです。
大神降ろしの美しさも半端ないけど、ただ走り抜けるだけの景色も、どれも素晴らしかった。
特に両島原北は、景勝地と謳われるだけある。
ただ歩いているだけ、動き回っているだけで癒されます。
私にとってのテーマ観光のゲーム、幻水IVと共に大神がその座を占めることになりました。

戦闘が大の苦手で、ヤマトのボス連戦でもキュウビが梅・竹、赤カブトなんて凡・梅という成績だったのに
終わってみれば全てが神ランクでした。……判定甘くない……? いや、ありがたいけど。
一番好きな戦闘はイリワク神殿の双魔人。ここのダンジョンは物凄く苦手で、10回以上失敗したマップが3箇所くらいあってコントローラー投げかけたんですが、双魔人との戦いは本当に熱くてよかった!!というか、その前のシラヌイとの共闘から展開が熱すぎて燃えた!!オキクルミも良かった。特にBGMww
筆技を駆使して戦うのが好きだったので、無限墨は常にマストアイテムでした。

全年齢対象のゲームですが、楽しみつくすには中学生以上の方が良いのかしら……
途中、5歳の甥っ子が一緒に見てたんですが「ヤマタノオロチって何?」「これ何?」の連続でした。
なまはげを説明する時、思わず「悪い子はいねがー!」と踊りかかってしまった。本気でビビられた。
ヤマタノオロチ退治に酒を使うシーンで母などは「おお!」と手を打っていたけど、甥はきょとん。
知らなくても楽しめるゲームですが、知ってるとより楽しいですね。
しかし、ヤマタノオロチは3度も酒で失敗するとか、酒に弱すぎだろうwwww

本当に、とても幸せな気持ちになれるゲームでした。
続編がありそうな終わりだったけど、いらないなー。ここで物語が完結しているもの。
また余裕のある時に、この世界をゆっくり味わってみたいですvv
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2009/08/06 19:56 | Comments(0) | TrackBack() | 日々雑記

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