全然まったく用意してませんでした。というか、ついったーのガチャピンのつぶやきで気づきました(ガチャピンてお前……)
ひっそりやってるついったーですがそれなりに楽しんでます。
昨日、「○イケル○ャクソンが最後にロボットに変形する映画ってなんだっけ?」というつぶやきに脊髄反射でレスを返してから(※答え=MOON WALKER)、それが作家の○一さんのつぶやきだったことに気づいたんだぜ。
現在公開中の2週間限定の例の映画(THIS IS IT)を2度も見たおかげで脳内がネバーランドを彷徨ってます。
少しでも興味のある方、ぜひ見てみてください。とてつもなく良かったです。
開始1分もしないうちに涙が出たよ……。肌の表面だけじゃなくてね、身体の内側から鳥肌が立つような気持ちになりました。
なんていう人を亡くしてしまったんだ……
もう一度見に行こう、と誘われたらホイホイついて行きます。
とにかく良かった。それしか言えない。
一人でも多くの人の心に、彼の想いが届きますように。
このままだと幻水と関係ないまま終わってしまうので、続きでほんの小話を。
共演軸で坊と4主。 ネバーランドを彷徨ってる脳から生まれたので、そんな内容の話です。実在する誰かを思いきり連想させますが、一応パロディのつもり。
前も似たような話を書いたかな? なお、ハロウィンはまったく関係ありませんw
ひっそりやってるついったーですがそれなりに楽しんでます。
昨日、「○イケル○ャクソンが最後にロボットに変形する映画ってなんだっけ?」というつぶやきに脊髄反射でレスを返してから(※答え=MOON WALKER)、それが作家の○一さんのつぶやきだったことに気づいたんだぜ。
現在公開中の2週間限定の例の映画(THIS IS IT)を2度も見たおかげで脳内がネバーランドを彷徨ってます。
少しでも興味のある方、ぜひ見てみてください。とてつもなく良かったです。
開始1分もしないうちに涙が出たよ……。肌の表面だけじゃなくてね、身体の内側から鳥肌が立つような気持ちになりました。
なんていう人を亡くしてしまったんだ……
もう一度見に行こう、と誘われたらホイホイついて行きます。
とにかく良かった。それしか言えない。
一人でも多くの人の心に、彼の想いが届きますように。
このままだと幻水と関係ないまま終わってしまうので、続きでほんの小話を。
共演軸で坊と4主。 ネバーランドを彷徨ってる脳から生まれたので、そんな内容の話です。実在する誰かを思いきり連想させますが、一応パロディのつもり。
前も似たような話を書いたかな? なお、ハロウィンはまったく関係ありませんw
※坊=レン、2主=イリク、4主=カイト
※2ED後、共演軸のお話です
アンネリーバンドが久しぶりに城を訪れ、彼らにしては珍しいことに酒場でコンサートを開いた。
コンサートと言っても大それたものではない。
観客はそれぞれテーブル席に座って酒杯を傾け、時折小声で笑い交わしながらゆったりと流れる歌声に浸っていた。
イリクは最前列の席に座って楽しそうに身体を揺らしていたが、レンとカイトは少し離れた席で静かに耳を傾けていた。
客席と近いこの場所での演奏だからか、アンネリーは観客のリクエストを聞きいれて次から次へと歌い続ける。
それは流行りの歌だったり、懐かしい曲だったり、聞いたことのないような異国の歌だったりした。
歌が終わり、ピコの奏でるバイオリンの音が余韻を残して空気に溶けるように消えていく。
しばらくの静寂の後、また誰かのリクエストを受けたのか次の曲が流れ出した。
「? これ…?」
カイトが小さく疑問の声を上げて、レンはアンネリーに向けていた視線を横へやった。
「知っている曲か?」
「多分。……レンは、知らない?」
「聞いたことがない。群島の方か?」
「……方角で言えば、そうなるかな」
真剣な顔でうなずいたカイトは、唐突にふわりと微笑んだ。
「どうした?」
「ううん。歌は残るんだなあ…って」
「すごく歌のうまい人でね、大勢の人の心を動かした。でも、それが一部の人から危険視されたんだ。ひどい噂話が繰り返し流れて……投獄もされて。その後も繰り返し繰り返し、おかしな情報ばかりが流されたよ。だから、いつしかみんな、彼は変人で犯罪者だと思うようになっていったんだ。あんなに熱狂していたくせに、彼の歌にも誰も見向きもしなくなった」
「そんなことがあるのか?」
「主義主張の違ういくつもある新聞が、みんな同じようなことを載せたんだよ。そうすると、なんでもないようなことも『そういえばあの時もおかしかったような気がする』と言われるようになる。みんながそう言うと、何が本当かなんて分からなくなる」
「なるほど」
「だから、もう何十年も聞いていなかった。……それでも、どこかで歌われ続けていたんだね」
微笑むカイトの顔を眺め、レンは再びアンネリーへ目をやった。
彼女の口から流れる旋律は美しく、素朴な歌詞は素直に心へ届く。
酒場にいる者たちはみな、その曲を知っている者も知らなかった者も、同じように気持ち良さそうな表情を浮かべて歌声に聞き入っていた。
「素直な、良い曲だな」
「うん」
カイトは小さく笑う。
「それに、すごくきれいな声だったよ。……いま、思い出した」
「そうか」
「今度あの子にちゃんと歌詞を教えてもらおう。俺も、歌えるように」
「……じゃあ、僕は」
レンはピコとアルバートに目を移す。
「彼らにメロディーラインを教えてもらおう。笛で奏でられるように」
「いい考えだね」
「そうだろ? ……でも、今は」
「うん。最後まで聴こう」
2人は静かに口を閉ざす。
静かになった酒場の中を、アンネリーの歌声が明るく響きわたった。
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